えんどぅー

セックス・エデュケーション シーズン4のえんどぅーのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

終わってしまった...最後のメイヴからの手紙、何回でも観返したいくらい素晴らしいな。 
--------------------
「あなたの人類に対する無根拠な希望的観測が、私が他人に心を開くきっかけになった。だから夢を見られるようになった。」

「あなたとの別れは悲しいけれど、私は二度と心を閉ざさない。あなたが私のあり方を永遠に変えた。だから、どこへ行ってもあなたは私の中にいる。」
--------------------

幸せになって欲しかった2人が別れることの戸惑いは確かにあったけれど、全シーズンを通して心の繋がりの大切さと尊さを説き続けた物語の結びとしては、確かにコレが正解だと思った。
メイヴはラブレターじゃないと言ったけど、個人的には超特大のビッグラブレターだと思う。こんな言葉もらったら、それだけで生きていける理由の一つになる。大袈裟かな。でもそれくらいの力はあると思った。

人と人は、対話して心を開きながら、時にはぶつかって離れたり戻ったりをしながら、かけがえのない絆を築いていく。
その過程を、性教育をメインの題材にしながらも、本当に多様なキャラクターやアプローチで見せてくれて毎回楽しかったな。本当にみんな大好き。

物語の展開を楽しみながら、何度羨ましさに襲われたか分からない。こんなに自分や他人と向き合える最高の環境で学生時代を送れる彼らに嫉妬してたな。オーティス達はどんな大人になるんだろう。
本当に最高なドラマでした!彼らの人生に幸あれ!!
えんどぅー

えんどぅー