Aoi

セックス・エデュケーション シーズン1のAoiのレビュー・感想・評価

4.1
ずっと気になっていてやっと鑑賞。

主人公オーティスは冴えない高校生。セックスセラピストの母親を持つのに童貞であることが悩み。
オーティスはひょんなことから学校内でビッチと噂されているメイヴと組んで、同級生の性の悩みを解決するカウンセリングをすることになる。


てっきりアメリカのドラマだと思っていたら、全然建物の外観とか違ってイギリスだと気づく。ウェールズがロケ地みたい。
主人公のエイサ・バターフィールドもザ英国男子って感じだ。『縞模様のパジャマの少年』の頃の面影はどこへ?笑


森の中をロードバイクで通学する、現代なのにノスタルジックな雰囲気が『ハーフ・オブ・イット』ぽくて好み。よく考えたらメイヴが文学才女なのも似てる。


内容はまあずっと下ネタなんだけど笑、中絶やゲイのアクセプタンス、性感染症などなどシリアスなテーマもちゃんと扱っている。(それにしてもみんなやり放題だ笑)

性を消費の対象とするのではなく、思春期の若者たちの青春ドラマに落とし込んでるのがすごい。

笑いあり、すれ違いありで迎える後半のダンスパーティーは切なさがMAXでとてもとても良かった。
Aoi

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