藤原竜也主演作
「ーこうやって頬を撫でる風。
この風の心地よさを感じられないやつが、いくら金やものを持っていても、俺はちっとも羨ましいとは思わない。」
どんな役でも〝藤原竜也〟としてハマりまくる抜群の演技力。
頭脳明晰、自由のために行動する天才肌の“アキバ”
ちょっとオタクっぽくて個性派な役がぴったりアダプト。
冒頭の言葉をはじめ、お金以外の大事な価値観、物事の本質に気づかせてくれる名言が心に響く。
香川照之は欲に塗れた権力者、“越中”を怪演。
“エイリ”こと武田玲奈の透明感、
スタイルの良さがストーリーに華を添えて。高所から飛び降りるシーンは自由に向かって飛躍していくように、大胆かつ可憐に映る。
お金か自由か。
権力者と自由人の頭脳戦。
徹夜必須の面白さ。