Pinkman

私はラブ・リーガル シーズン6のPinkmanのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

最後どんな終わり方をするのか楽しみにしていた。でも最終回がこのドラマで一番酷かった。

グレイソンを死なせた事が最大の失敗だったと思う。急にイアンに成り代わられても何の思い入れもないイアンを見てグレイソンだと思えないし、最終回では捕鯨問題が扱われるし(笑)最後はグダグダで消化不良。「え!こんな終わり方なの・・?」って感じだった。

ラストシーンで映る写真のデビーとグレイソンを見てこのカップルって2人共死んじゃったんだな・・って。デビーとグレイソンって一緒になろうとしたタイミング(プロポーズ目前)でどちらも事故や事件に巻き込まれて死んじゃうんだよね。

デビーがジェーンとして生きる複雑さを丁寧に描いてきたからこのドラマは面白かった。けどイアンの場合は違う。
尺の都合上イアンの人間性がほとんど描かれず、突然グレイソンがイアンになって、、、終了。

見たかったのはジェーンとグレイソンがくっ付くことでイアンじゃないんだよね。
こういう話にするんであればもう少しイアンとしてのグレイソンをちゃんと描いて欲しかった。

事情を理解している視聴者側でさえキムやオーウェンのように途中から付いていけなくて置き去りにされてる感じがした。

でもこれがこの物語の本質かも。
ある日、突然別人の姿になった元恋人。
姿形が変わっても「真実の愛」は存在するのか。その相手を見つけられるのか。
運命の相手はどんな形であれ必ず結ばれる運命にあるっていう。

もう一度人生を生きるチャンスを与えられた。ジェーンとイアンとして。
ジェーンはイアンが戻ってから事務所まで辞めたしね。今度は"2人の為"にもう一度すべてを捨てて一からやり直すんだね。
Pinkman

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