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模倣犯のkratterのネタバレレビュー・内容・結末

模倣犯(2016年製作のドラマ)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

少女連続殺人の首謀者は網川。共犯の栗橋と高井をコントロールし連続殺人を実行。不幸な幼少期の過去を持つ。現在は事件の真相を描く小説家として成功。

が、ルポライターの前畑に作品が海外小説の盗作であるとテレビ討論にて挑発され、自白に繋がる証言をしてしまう。これが逮捕のきっかけとなる。

、、、と言うあらましなのですが登場人物やその背景が多くて複雑な上に原作が2500ページ超の対策という事もあり、なかなか咀嚼が必要な作品でした。

中居くん主役の映画版が酷いらしいので、ドラマ版を観れて良かったです。

宮部みゆきさんは、ポスト松本清張の最右翼とも言われているそうです(高村薫さんは、作風が重厚過ぎてなかなか手に取りづらい印象)。

例えば、「点と線」は「火車」、「ゼロの焦点」は「理由」、そして「砂の器」は本作が対になるイメージでしょうか。
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