このレビューはネタバレを含みます
「運命をどうにか出来た話」から「運命はどうにも出来ない話」へ。
最終話にナディアがお母さんにナディアを渡してからずっと泣いてしまった。
変えようとするのをやめた時にやっと時間が動き出す。
3話目からガラリと動きが出て、過去の時代に行くのはとても面白かった。
あっちもこっちもあーだこーだやるのに最終的にどの時間軸でも大切な人を失うのがイヤって一心で動いていたのが最後にまとめて押し寄せてきた。
時間が混ざり合ってしまう展開は考えてなかったので喪失の恐怖と相まって引き込まれた。
1stシーズンとはガラッと変わり、
けど今回もナディアは救われたのだと思う。
タイムループを通じて、過去と未来を受け入れたのだと思う。