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トロツキー
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『トロツキー』のエピソード情報

第1話

第2話

第3話

第4話

第5話

第6話

第7話

第8話

『トロツキー』に投稿された感想・評価

冒頭から堂々たるスターリン批判。え、これロシア国営放送制作なの!?というのが率直な感想。ロシア革命100周年記念で制作された全8回のドラマ。スターリンだけでなくレーニンの狡猾な姿の描き方にも驚くこと請け合い。


レフ・トロツキー。赤軍の指揮官としてレーニンに次ぐ地位にありながら、孤高すぎてスターリンの政敵となり、亡命先のメキシコで暗殺される。党内きっての理論派で男性的な魅力もあり、今なお高い人気を誇る彼の半生を、インタビュー・ウィズ・トロツキー方式で描く。そして全8回のうち、半分くらいは女を抱いている。しかも違う女性を!(それも含めてロシア国営放送制作なの!?と思わないではいられない)。

「階級闘争という法則では私の行動は全て正当だ」

「革命のためには時には犠牲も必要だ」

自分の選択を正当化し続けるトロツキーの姿勢に「?」を浮かばせる構成。万人の自由のために、何を犠牲にできようか。地位か友人か家族か幸福か、はたまた祖国か?自分の信念のためには冷酷であったトロツキーを描く一方、革命への過程の99%が主導権争いであることも描かれている。

「君が破壊した世界は確かにひどい人間もいた。だが君のおかげでまともな人間もいなくなった」


登場人物が多いうえに大して説明もないのでちょっとこんがらがるのは仕方ないとして(ロシア人に新撰組とか赤穂浪士みせるようなものなのかもしれない)、字幕の誤植が多いのはもうちょっとなんとかしてチョーダイ。とはいえそれを差し引いても面白い。誰が正しいとか正しくないとかではなくて、(シャストニ処刑で突然現れた)アグラーノフのような小男的な態度や振る舞いを見て、ややもすれば我々はアグラーノフになりがちなのだと考えなくてはならない。


しょうもないこと言うと、途中からトロツキーがミキの弟に見えて仕方なかった。あと、「インターナショナル」流れるのちょっと印象的。ホントに流れんだーって。
ryoryosan

ryoryosanの感想・評価

3.8
Netflixから今週で外れてしまうので慌てて鑑賞。
ロシア国営テレビ制作。今の時代のロシアでトロツキーやレーニン、スターリンがどう描写されるのか。
ボルシェビキの血を血で洗う主導権争いはしっかり描かれている。
ナチスドイツのスローガンになったため、ある意味タブー化してるロシア革命におけるユダヤ資本の暗躍も程よくプラス。ドラマ内ではアレクサンドル・パルブスを通して描写。彼などはソ連崩壊まで歴史から抹殺されていた。革命の暗部に日が当たるようになったのは現代ロシアの変化。

トロツキーがユダヤ人なのは知られているが、革命家のパトロンとしてユダヤ系資本家が後押ししていたことはタブーだった。
ロスチャイルド家はロマノフ王朝と敵対し、シフを通じて日露戦争の軍資金を日本に提供したし、レーニンやトロツキーら共産主義者のパトロンとなった。そこにはポグロムで知られるロシアにおけるユダヤ人迫害も背景にあったし、第一次世界対戦前後に中東で見つかる油田まで世界の半分を占めた広大なバクー油田をロマノフ王朝から奪う目的もあっただろう。

トロツキーは前妻との娘2人と、後妻との2人の息子の4人を自らの死の前に全て失う。
病死、自殺、処刑、暗殺、、、
父親としてこれほどの悲劇はない。

そして自分は逃亡先のメキシコでスターリンの放った暗殺者にピッケルで頭を割られる。
トロッキーという人物がドラマで描かれているということで見始めましたが、なかなか面白く出来てました。これをロシアのテレビ局が制作したというところにも興味を持ちます。ロシア革命から100年を経過してあの時代をどう見ているのかも興味深いです。
最初は1900年代初頭の話とロシア革命前後の話、そして殺害されるメキシコの様子とよく掴めませんでしたが、だんだんそれがむしろ面白く感じていきました。
久しぶりに興味深く鑑賞できたテレビドラマでした。