カラオケ大好き。一人で4時間とか行ける。ブルーハーツを上から下までとか。そして山下敦弘も好き。『松ヶ根乱射事件』はATB。おしゃれな喫茶店が無音で『シェルブールの雨傘』をただ流しているように、毎日BG>>続きを読む
勝手に城定祭り9作目。U-NEXTで。今までの城定作品はまぁまぁ幸せオチが多かったのだが、本作はタイトルからもお察しの通り不幸な感じ。
暴力的な漁師と結婚した物静かなキミコが、東京から来た男と密通を>>続きを読む
勝手に城定祭り8作目。第29回ピンク大賞最優秀作品賞。U-NEXTで。
極度に潔癖症の旦那と、極度に匂いフェチの妻。旦那に隠れていろんな汗臭いアイテムを収集してる。主演は河合塾のCMに出てたでおなじ>>続きを読む
勝手に城定祭り7作目。第31回ピンク大賞最優秀作品賞とな。U-NEXTでは『世界で一番美しいメス豚ちゃん』というタイトル。
デリヘル嬢の主人公マリエの憎めなさ、可愛らしさもさることながら、カズくんの>>続きを読む
テレビについてるU-NEXTアプリから「城定秀夫」を検索すると70件くらいヒットするのに、スマホのU-NEXTアプリからだと30件くらいしかヒットしない。
こないだ見た『ミク、僕だけの妹』もスマホの>>続きを読む
勝手に城定秀夫祭り第5弾。キモオジが好きなちょっと変わった女性社員のお話。
主演は河合塾のCMに出てたでおなじみの七海なな。
「こいつ悪いやつじゃないよ。キモいけど」
城定作品のキモオジ役として>>続きを読む
人の脳は見えないものを理想的なもので穴埋めをするらしい。マスクつけて帽子被ってサングラスすればたいてい美男/美女になる。この機能(現象?)に名前はあるのかしらん。
吉田恵輔は私の大好きな古谷実や新井>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
勝手に城定秀夫祭り4作目。
「俺たちがアダムとイブになるんだ」
まさかの近未来SFモノ。筒井康隆版『未来世紀ブラジル』みたいな。
讃美歌「荒野の果てに」が流れながらのロボット同士のセックスシーン>>続きを読む
勝手に城定秀夫祭り3作目。原作が山本直樹で題材がカルト宗教ってだけでテンション上がる。
無人島で生活を送る、カルト宗教の信者3人。宇野祥平と北村優衣と磯村勇斗。この3人ならそんな展開になるやん…とい>>続きを読む
「え、なんでアウトなのに三塁の人走ってるの?」「アウトに見えたけど実は落としてたんじゃない?」
このズレ具合、全野球部員に見てほしい。野球のルールってどう覚えたのか忘れたけど、教えようとすると結構め>>続きを読む
初・城定監督作品。古川いおりが大好きなので見た。在宅しながら見た。面白い。想像の遥か上を行く。
一流企業の部長妻の古川いおりも、街娼の佐倉萌も、求めているのはお金のようで愛のようで……「現代において>>続きを読む
NHK「世界サブカルチャー史」のゴシック編で、『ドラキュラ』とか『フランケンシュタイン』とか『ゾンビ』とか筋肉少女帯とか『闇のバイブル』とか『シザーハンズ』と並んで紹介されてたけど、絶対持ち上げすぎだ>>続きを読む
連続殺人事件ではないけど、『セブン』を彷彿とさせる雰囲気。
犯人探しを楽しむような映画ではないのだが、どいつもこいつも怪しく思えてきて疑心暗鬼になる。「殺人事件の女性被害者の半分は元カレのしわざ」だ>>続きを読む
こないだ新しいメガネを買ったので、記念に見た。
不幸なモブコの、幸福?な一日。往々にして「青春」とは、勘違いのことなのかもしれない。
とてもシンプルな作りなのだが、米子高専の生徒さんの作品ってだけ>>続きを読む
非人間的な都会の団地生活から夢のマイホームへ。そのマイホームもコピペしたような家がえんえん連なるニュータウン。小林克也と倍賞美津子の夫婦と、父親の植木等のやりとりはいくらでも見てられる。
“病気”は>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
“愛国者”のケビン・ベーコンが「これは北朝鮮のしわざだ」と言った時の悲しげな星条旗ゆらゆらが笑えた。
ふだん私たちが信じていることや、疑っていることの根拠の薄さ。当たり前のようにクレジットカードを使>>続きを読む
先日のアカデミー賞授賞式でミシェル・ヨーとキー・フォイ・クァンがなんやかんやあって、「つーかなんでこの2人がプレゼンターやってんだっけ?」というところからようやく思い出した。
ミシェル・ヨーは『ポリ>>続きを読む
一番ムカつくヤツが本作の監督のようなので、つまりそれって私の負けなのかもしれない。
ジェームズ・ワンの『ライト/オフ』の元ネタだそうな。YouTubeで見れた。
ジェームズ・ワンが絡んでるやつ。というだけでとりあえず見てしまう不思議。
電気が消えると怖い目に合う姉弟の話。暗闇の中に不気味な影が浮かんでて、電気を付けるとその影が消えるやつ、YouTubeで見た>>続きを読む
NHKで邪馬台国スペシャルやってたので、ふと思い出してU-NEXT。
主役は、かつて邪馬台国=島原説を唱えて論争を巻き起こした盲目の作家・宮崎康平。学者ではなく島原鉄道の社長。白杖を振り回して周囲に>>続きを読む
さんざん評価が高いレビューに触れてきて今まで見なかったのは、正直言うと西川美和が苦手でして。嫌いなんじゃなくて、刺さりすぎて反応に困るのが怖いのよねぇ。
喩えるなら、今日、まさに劇中に出てくる隅田川>>続きを読む
子どもの頃、『ミシシッピー・バーニング』と『リービング・ラスベガス』と『デッドマン・ウォーキング』がゴチャゴチャになってた。多分“〜ing”系のせい。そしてジーン・ハックマンがてっきり差別主義者の役か>>続きを読む
育てているのは子どもか、家畜か、バケモノか。
家訓は「(生え変わるはずもない)犬歯が抜けたら家を出てよい」。常軌を逸した管理教育を敷いた家庭がぶっ壊れていくのでテーマとしては大好き。
周りからノイ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
(『EMMA』みたいな)欧州貴族モノってあんま好みでなくて最初ちょっとかったるかったけど、オリヴィア・コールマンはバケモンみたいな演技するし、エマ・ストーンは「あの『ゾンビランド』の人ですか?」と確認>>続きを読む
壮大で荘厳なSF映画なのかと思ったら、想像以上に『ET』。冒頭は『犬神家』や『アナベル』みたいなところもある。市川崑だもんね。
ご存知かぐや姫に沢口靖子。その父に三船敏郎。母に若尾文子。野山にまじり>>続きを読む
これはなかなかシャマランしてて好き。なんかちょっと安っぽいところあるけど、よくあるB級ではない(と思う)。頑張ってA級に寄せようとして果たせてない感じするけど、まぁ許す。
そんでラストもっと何かある>>続きを読む
今も活動してるのかしらんがメキシコ南部にサパティスタって反グローバリズムのゲリラ組織があって、昔はテロ活動してたけどやがて対話路線となって注目を集めてた。リーダーの著書に『ここは世界の片隅なのか』って>>続きを読む
時はゴールドラッシュ。最強の殺し屋ジョン・C・ライリーとホアキン・フェニックスの兄弟。どっちも欠点だらけなのに埋め合ってるところがいい。
追う者と追われる者が仲間になって、黄金狂時代に突入。そして当>>続きを読む
昔「世界まる見え!」でこの事故のドキュメンタリーをやってたのを覚えてる。調べたら2010年3月22日放送回。ネットってすげぇな(ちなみにその日の“今週のたけし”は、マッチョな兵隊を引き連れた鬼軍曹)。>>続きを読む
コロナ療養中。良くなってんだが悪くなってんだかわからないけど、暇は暇。
LINEで“AIチャットくん”に「コロナ療養中に見たらよい映画は」と聞いてみたら、『フォレスト・ガンプ』とか『ミッドナイト・イ>>続きを読む
遅ればせながらコロナになって、「よーし、会社休んで映画見まくるぞー」と思ったけど、金縛りかってくらいに身体が動かず、まったくそんなノリになれなかった。ちなみに今日で4日目。幸い食欲だけはあるので(味覚>>続きを読む
前知識ゼロで見たので知らんかったけど、ヒゲのコリン・ファレルと独特のカメラワークと音楽でハッと気づいたら、こないだ見た『聖なる鹿殺し』のヨルゴス・ランティモス監督だった。どちらも上映中らしいし、いま流>>続きを読む
北欧ホラーをだいたい見尽くして、ホラーでない北欧映画祭り。
天体衝突系は『ドント・ルック・アップ』がサイコーだと思ったけど、本作を見てしまうと、『ドント〜』は娯楽としてはサイコーでも深みは足りないと>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
引き続き勝手に北欧ホラー祭り。タイトルから滲み出る狼男感。
狼男の起源は東欧っぽいけど、北欧神話にも出てくるらしい。豊かな自然と、雪で閉ざされた環境と、神話の数々。このへんがハリウッド映画には出せな>>続きを読む