このレビューはネタバレを含みます
無人境ドリンクでも飲んだのかと思ったら、『ドラえもん』のように平和には終わらなかった。あっちの世界で唯一出会えた友達も、実は…。なんともやるせない展開。悲しい。
これを「自業自得だよね♪」とか言っち>>続きを読む
延々と続く2分間という設定。登場人物全員がはじめてのタイムループの時点で状況を理解して、さらにみんなで対応をこねくりまわすというチームワークのよさ。時間は止まっても青春は止まらない。
いい意味で文化>>続きを読む
夫婦のもとに現れるただただ迷惑な連中。不穏な感じのスタートは好き。でもさすがにタガが外れすぎると置いていかれたわん。
なんか、家の中で『ミッドサマー』と『地獄の黙示録』をやってみました、みたいな。相>>続きを読む
がっかりして、メソメソして、どうしたんだい?
原作は朝日小学生新聞で連載してた『落第忍者乱太郎』。連載開始当初は本当に絵が下手だった。アニメ化にあたり“落第”というワードがNGとなり、「忍たま」とな>>続きを読む
孤島で高級グルメ。ゲストを出迎えるのが眉毛のない不思議系アジア人だと一気に不気味な雰囲気になる。
世の中に完璧なレシピなど存在するのだろうか。塩2gとか書いてたって、その日の気温や湿度で変えるんだと>>続きを読む
朝鮮戦争。前線で孤立した小隊が、味方のいる高地まで後退する話。ただそれだけなのに、飽きない。スナイパーはいるし、地雷原はあるし、別の小隊の生き残りが合流したり。そいつが生意気だったりすると、上官もまた>>続きを読む
「楽園に殺人は存在しない」という壮大な建前のために野放しになっていた殺人鬼を、左遷されたトム・ハーディが追う話。シリアル・キラーマニアならピンとくるかと思われるが、モデルはアンドレイ・チカチーロ。>>続きを読む
ジャケットのフォント、長体、斜体具合からして漂う初期平成臭と奥山和由臭(キライじゃない)。昔、水野晴郎時代の金曜ロードショーでやってた。晴郎曰く、「ハリウッド映画に負けないアクション映画」というような>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
2が1の舞台裏で、3が2の舞台裏で、4が3の舞台裏で…と永遠に続きそうな。
教訓型5人ゲームみたいなやつも飽きてきたところで、SAWの振り返りは脱落します。
ごめんね、リー・ワネル。
1の舞台裏とか師弟の安いドラマ見せられてもなぁ。音楽だけは盛大に盛り上がってたんだが。置いてきぼり食らった感じ。
マジメに考えるような映画ではないのかもしれないが、もうちょっとちゃんと“赦し”と向き>>続きを読む
リアルタイムで『SAW』の登場を経験した世代からすると、やっぱり前作は不条理設定密室脱出ゲーム系大どんでん返し映画という新しいジャンルを確立した偉大な一本であったと思う。
あの頃(つまり20年前)、>>続きを読む
『プラットフォーム』見て思い出して再見。私の曖昧な記憶だけど、不条理な密室からの脱出系デスゲーム映画のさきがけ?『SAW』より6年前なのな。
『プラットフォーム』でもやたら建造物に詳しいジイさんがい>>続きを読む
なぜ金をかけるとこういう感じになってしまうのだろうか。
“上”の者のやりたい放題&無法地帯だったタワーで、共生を目指してルールを作ったpart1。まさに革命。
さてpart2。ルールを作れば、当然>>続きを読む
「嘘は大きいほどバレにくい」とはまさにこのこと。でも「嘘も100回言えば真実になる」とはならなかった。日本にもスカスカおせち事件ってのがあったし、地上の楽園への帰還事業ってのもあった。
虚栄と虚勢と>>続きを読む
いかにも資本主義の成れの果てみたいな設定なんだけど、共産主義国家の実態って逆にこんな感じだったのかも。住んだことないけど。
だから、「お前、共産主義者か?」ってセリフが虚構と現実を点で結んでる気がす>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
偉大なる1984年版への愛が強すぎて見るの遅れた。端から「オリジナルを超えることはない」と思って見てしまうのは悪い癖なんだけど。だからオリジナル厨の戯言と思ってほしいのだが、なんつーか、盛大にオリジナ>>続きを読む
こんな映画、まったく知らなかった。お恥ずかしい。USJにもあるようだけど知らない。行ったことない。
CGというより特撮という感じ、見ていてとても懐かしい。子どもの頃を思い出す。『ジュラシック・パーク>>続きを読む
ネドリーのPCに貼っついてたでおなじみのオッペンハイマー。
学生の頃にクローン人間の倫理について話をしてたとき、牧師が「いくら禁止したって、可能性があれば科学者は必ずやる」と言ってた。当たり前と言え>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
冒頭から認知症の疑似体験。どこまでが疑似体験なのかわからず、まるで夢を見ているかのよう。本当のアンが誰なのか、本当のポールが誰なのか、ルーシーやローラにいたってはいるのかいないのかすらわからない。>>続きを読む
かつて神とガチンコ対決してた悪魔の子孫が生き残ってて、人を襲っちゃう話。そして先住民はこの悪魔(ガーゴイル)のことを「ナカタカチンコ」と呼んでいたそうな。
大きなグレムリンというか、クチバシついたサ>>続きを読む
傷ついた者と、傷ついた者(と、その周り)。人の生き方には枠組みを超越したいろんな形があるのだな。
クローネンバーグ系と知ってたら見ていなかったかもしれない。きらいじゃないんだけどね。体調を選ぶ。>>続きを読む
私の中で次期朝ドラヒロイン確定の伊東蒼。これ2年前から言ってるのだがなかなかその日が来ない。来年ハタチになるようだから、2025年の編成担当に期待。
なんとなく佐藤二朗の娘役やった『さがす』みたいの>>続きを読む
昨日見た『あんのこと』に続いて佐藤二朗祭りしたかったのだが、出演作はたいてい見てた。『さがす』とか『マチスコープ』くらいメインで出てるやつないかな。
本題。家族って好きなんだか嫌いなんだかわからんも>>続きを読む
ジャケットを見て「おっ、門脇麦と佐藤二朗と河井青葉か、ハズレはないな。うんうん、こんな役できるのは門脇麦だけだよね。いやーさすが門脇麦だ」と思いながら見てたら、門脇麦じゃなくて河合優実だった。
壮絶>>続きを読む
アリ・アスター✕ホアキン。一体どうなる。filmarksのジャンル分けによると、ドラマ/コメディ/ミステリー/スリラーらしい。
コーエン兄弟の映画に一瞬出てくるような謎シーンが3時間、みたいな。あち>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
バスの中で突然知らない男から「変わってないね」と声をかけられて偶然の再会。そこから始まる思い出話の数々。
開始30秒で「こんなオチだろう」と考えてしまうイヤな性格になった。
寓話の「病気の子どもは>>続きを読む
竹原ピストル曰く「必要なのは走り続けることじゃない。走り始め続けることだ」(『オールド・ルーキー』)
エージェントK曰く「怒りは絶望より役に立つ」(『メン・イン・ブラック』)
倒産して一文無しの元>>続きを読む
映画×新居=悪魔の予感。
おまけに新居に地下室があって、末っ子が見えない誰かとお話を始めたら、もう確定。
そんな、今までに500回くらい見てきた感じだけど、ちょっと違うのは、標的が黒人のシングルマ>>続きを読む
昨日見た渥美清の『友情』みたいな映画を見たいと思ってU-NEXTをあさってたら、うっかりこれ見始めてしまった。
殺人ピエロの映画はあまたあれど、意外とこれだけサクサクやっちゃう映画というのはなかった>>続きを読む
「友情」とはまたどストレートな。
学生・中村勘三郎がダムの工事現場で出会った源さんa.k.a渥美清。明るくて話好きでたまに仕事をサボる(なんて言うと寅さんを思い出すけど、源さんは女にモテるらしい)。>>続きを読む
70年代にチリで起こった軍事クーデターのさなかに殺害された左派労働者たち。軍事政権による虐殺の過去。
インタビューもなく、チリののどかな風景をバックに証言記録が朗読される80分。
いい意味でこれで>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
是枝映画は体力と気力を使う。
「男らしく仲直り」「フツーに結婚して幸せに…」
言葉の重さと軽さよ。人の心の卑しさよ。子どもの話のテキトーさよ。大人の会話のゲスさよ。噂話の根拠のなさと拡散度よ。笑顔>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ナレーターが長峰由紀。映画というか、“報道特集”。
死刑制度の是非を云々するものではなくて、死刑囚と向き合うドキュメンタリー。なぜ加害者ばかりが注目され、被害者が置き去りになるのかを問われた評論家が>>続きを読む
『ゲット・アウト』『アス』と並べられると、それ以上ではなかった。なんとなーくそんな予感もしてたけど。人種や性をネタする人をネタにする映像というのにもやや食傷気味であったのかもしれない。
職場のデスクにスマホやら財布やら社用PCを入れたまま鍵を閉めたら、まさかの鍵紛失&合鍵ができるまで一週間という離島みたいな事態に。マジでピンチだから「壊していいスか?」と再三聞いたけどダメだった。なん>>続きを読む