パージ終了〜翌年のパージを描くのは新しい試みなので序盤こそ期待していたが、さすがに本題のパージ中の描写が短すぎる。
登場人物に無関係な人が介入する余地がなく、今までのようなパージ時間中に外を出歩くことの恐ろしさがなかった。
そんな中で海外からツアーで来てた人は本当に必要だったか？映画でも海外の人がいたが同程度の描写で十分。
エスメ周辺の話もなんだか退屈。敵が大きくなると陳腐化してしまうのは仕方ないのかもしれないが。
監視の仕事をしていた人がエージェント気取りなのも違和感がある。
髪型もクールさを出そうとしているのだろうが、顔にバサバサかかって見てる方が邪魔に感じる。
良かった点は放送の録音風景、パージ後の後片付け、マスク販売会社などパージの裏側が観られたこと。
ベンもパージが人を変えた（本性を引き出した）例として怖くて良かった。
シリーズ自体は好きなので打ち切りは残念。
映画の最新作はまだ観られていないがこの設定を引き継ぐのだろうか…。
