このレビューはネタバレを含みます
毎週わくわく推理しながらみんなでみれたのたのしかった
それ以上に、過去の扉を見てめちゃくちゃハッとした。これは別に制作側が意図したものではないと思う。
犯人が、自分の欲求に長く苦しんできたこと。自分なんて死ねばいいと思ってきたこと。理解者がいなかったこと。反社会的欲求を持つ人間が、望んでそうやって生まれてきたわけではないこと。
それを踏まえて、吹っ切れてしまったり、ひまわり畑のくだりを思い出すと切ないし、あの手紙が次回作への伏線に過ぎないことは分かっていても、彼には犯人とは違う未来が訪れて欲しいと思った。
反社会的欲求を持ったり、社会に適合できない人間を糾弾して、排斥するだけでは悲劇を何度も繰り返すだけだと思う。