帰ってきたウルトラマンの31の情報・感想・評価

エピソード31
悪魔と天使の間に…
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コメント3件
ハンソクマケ

ハンソクマケ

「ブレスレットが本体」とか言われてしまう所以の回だけれど、そうではなくて、これは武器を持つことへの警鐘と取るべき。ウルトラマンが武器を奪われてしまったように、武装することにはつけ込まれるリスクがあるということ。市川森一の出身地を思えば、そう取るのが妥当だろうと思う。 階段の昇降。誤解された郷が、基地のどこかの広い空間に一人でいると、伊吹隊長が奥の階段から降りてきて声をかけてくる。 一方、侵略宇宙人は階段を駆け上がって手下の怪獣の元へ行き、MATの攻撃を阻害する。 終盤、隊長が病院の階段を降りて地下の霊安室にたどり着くと、侵略者がコソコソと何かやっている。見つかってしまって、始末される。 ラスト、事の発端の隊長の娘が、教会の階段を降りてくる。この後、彼女は全ての真相を知ることになる。自身の過ちも含めて。 ここでは、昇ることはプラスに働く一方、階段を降りる/階下に居ることは、墓穴を掘る/掘ったことに他ならない。こういう細部からもこの回が「傑作群」と呼ばれるのに相応しいことを証明している。
おらが春

おらが春

うわーっめちゃくちゃ面白い回だな!! 子供の姿をしているが故に警戒されないゼラン星人、真実を知っているけど全部伝えるには新マンの正体を言わなきゃいけないジレンマ。 隊長も郷を信じたいけど、内容が内容なだけに敵対するしかないってのがまた上手いところ。「なんでそれをお前に?」という隊長の疑問はあまりにもごもっともすぎる。 ブルーマ、囮怪獣と言うだけにそこまで強くは無い。強くは無いけど、ブレスレット使わせるためにスペシウム光線には耐えられるようになってるのが上手い。ゼラン星人やり口が色んなとこで上手すぎるんだよな。テレパシーで予め郷に作戦を明かすのも含めて。 ラストの郷と伊吹隊長の会話がまた良い。伊吹隊長の、娘に対する信用度もよく分かるな...
Hiro

Hiro

子供の首を撃つ隊長! 首から血を出して倒れる少年。 テレビでは今は流せない回だなあ!
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