リモートOL

チャン・オクチョンのリモートOLのレビュー・感想・評価

チャン・オクチョン(2013年製作のドラマ)
4.5
#韓国ドラマ
朝鮮三代悪女、妖女、として名高いチャンヒビン。歴史は勝者によって残されるので、本当に悪女だったのかは分からない、と思わせてくれる作品です。

同じ時代の別の目線で、チャンヒビンを悪女として描いた作品で有名なのが、トンイ。
私はこちらのチャンオクチョンを先に見たので、トンイを未だ見れずにいます。

主人公のオクチョンは身分が低い賎民であったが、身分も知らずに出会った世子と、何度も運命のような偶然が起こる。
同じ頃、彼女を自分の出世道具として使う叔父の画策により、女官として王宮入りすることに。
しかしこれも運命の悪戯か、その頃に世子は王となってました。

宮中入り後に王様だと知り、オクチョンは自分の身分のせいで恐れ多くも愛せることはできないと避けたが、王より天が崩れようといつまでも手を離さない、と永遠に愛することを誓い、二人は結ばれます。

そこからのオクチョンは、王を愛するために宮中で生きる方法を考えるが、
愛するあまりのすれ違い、嫉妬により、政治のネタに何度もされる展開に。
何度も反対勢力に陥られるが、その度に王がオクチョンを守るための思考を練り、最期までお互いの愛を貫きます。

最終回は涙無しでは見れません。
王としての決断、男としての決断。
正義と悪とは勝者よって塗り替えられているんだろうな、と考えさせられます。
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