レイ

エールのレイのネタバレレビュー・内容・結末

エール(2020年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

毎日楽しみ!というよりもなんとなく見ていたのだが、最後の音さんと裕一が浜辺できゃっきゃしてる姿で自分でもびっくりするぐらい泣いた。それでわかったけど、自分はこの二人の感じが好きだったんだなあと思った。素敵な夫婦だった。最後の最後まで。

わりと長く続くドラマだと「この人いい人なんだけどここが悪いところなのよね」というのが見えて、好きだけどむかつくーとか私の場合よくあるんだけど、音さんと裕一はあんまりなかったかな。
結婚してしばらくしてからが会話のテンポが良くなって面白くなった。窪田正孝も二階堂ふみもすごく良い演技してた。
音さんが病気で伏せる姿も一週丸々ではなく、1話弱で済ませてくれたのは個人的にありがたかった。寂しい終わりになるのだろうかと思ったけど、最後が元気な若かりし姿で良かったし、最後の最後にああやって15分丸々コンサートっていう風にしてくれて、しんみりから明るい終わりになって良かった。というか、最後のコンサートが一番15分って短い!もっと見たい!って思わせられたかな。当たり前だけど、歌うまな方々ばかりなので見応えあった。

印象に残ってるといえば途中の戦地のシーン。戦争の悲惨さ、残酷さが生々しく、朝ドラでこんなにリアルな戦争のシーンを見たのは初めてだった(そんなにたくさん朝ドラを見ている訳ではないので比較対象が少ないのですが……)

本当最初にある通り始めから最後まですごーくなんとなく見ていたので、終わりの印象が良いと、すごく良いドラマだった!と言えてしまうんだなと思った。終わりよければ全てよし的な。いや、良いドラマだったは良いドラマだったんだけども。
コロナ禍でなかったら色々違ったこともあったんだろうなーとも思う。
レイ

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