ゆき

ファイナルライフ -明日、君が消えても-のゆきのネタバレレビュー・内容・結末

2.5

このレビューはネタバレを含みます

SHINeeのテミンが主演のドラマということで気になっていた作品でした。
テミンが歌う主題歌の「What's This Feeling」や少女時代のテヨンの「Rescue Me」はドラマを見ていない時からお気に入りでよく聴いていました。
まぁ、ドラマの中盤あたりからはその歌を聴くために見てるみたいなところはありましたけどね。
端的に言うと面白くなかったです。これから面白くなるかもと期待しながら見ていましたがダメでした、ずっと面白くないです。
いくらテミンや松田翔太さんが出ていてもカバーできないくらいの面白くなさです。
なんだろう、ずっと雰囲気も画面も暗いんですよね。メリハリがないと言ったらいいのでしょうか。
シオンは過去回想でしか笑顔を見れないですし、川久保さんなんてずっと笑わないし救いがないしで見ててしんどかったです。
その回想シーンもほぼ使い回しのため、またかってちょっとうんざりしちゃいました。
アインシュタインの脳細胞の移植っていう設定も、発想は良いと思うんですけど、説明がほぼ無く内容スカスカすぎでした。アインシュタインの脳細胞移植したら予知能力が身につくんかいってツッコまずにはいられません。
まぁアクションは結構頑張っていたかなという印象です。公園のフリマ?での虐殺シーンは若干冗長でしたが、見応えがあって割と好きでした。
え、これどうやって終わるんだろうかと思っていたら、風呂敷を広げたまんま伏線を全然回収せずにモヤモヤした終わり方でした。
こういうダブルヒーローものって、ヒロインがどっちと結ばれるのかを見届けるのが醍醐味なんじゃないですか?結局どっちとも結ばれへんのかい!!なんならどっちも死にかけやけども!!!っていうね。
誰も幸せにならないし、設定や状況説明が少ないがためによくわからない部分もいっぱいあるしで、SHINeeのファンであってもオススメするのが憚られるような作品でした。
ゆき

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