とても上質で映画レベルの純粋なサスペンスドラマ。キャリー・ジョージ・フクナガ監督の不気味で美しいランドスケープのショット、ニック・ピゾラットの一貫した思想を感じる脚本。T・ボーン・バーネットの古き良き米国南部の音楽。もうOPからクオリティーが高く、内容もかなり練り込まれて居ました。序盤は過去と現在が錯綜して解り辛いのですが、中盤の盛り上がり方が最高潮でぐいぐい引き込まれて仕舞いました。南部特有の宗教観、呪術的なモチーフが散りばめられて居る世界観も良く、何よりマシュー・マコノヒーとウディ・ハレルソンのコンビが絶妙なバランスで驚きました。1話ずつ違うED曲の選択もバーネットらしくて格好良かったです。
何度も観たいが為にBlu-rayを購入しました。
