アメリカドラマ界の本気を見た!
シーズンごとに物語が完結するアメリカのミステリードラマ。
シーズン1の評価が高く、実際に凄く面白かったから、シーズン2はどうなることかと思って観てみたら、シーズン1を超えるとんでもない大傑作だった!
まず、それぞれに問題を抱えた4人の主人公がとてもリアルで尚且つ魅力的!
現代の社会問題、特にアメリカの社会問題を反映させたキャラクターが良いところも悪いところも多面的に描かれていて、奥が深いキャラクター造形になっている。
複雑なストーリーで、地味なシーンが多いせいか、シーズン1より評価されてない感じがするが、この深さは凄い。
第1話、それぞれに関係のない4人がある事件をきっかけに集結するラストはゾクゾクした。
そして、圧巻の最終回!
この世界は残酷で、腐敗に満ちていて、どうしようもないから、誰か1人のスーパーヒーローが救ってくれるような単純な世界じゃない。だから、一人一人が少しずつでもいいから世界をより良い方向へと向かう努力をしよう。ってメッセージに見えた。
本当に凄い。この結論こそがリアルであり、スーパーヒーローへの解答になっている気がする。
参りました。