しゅーと

太平記のしゅーとのレビュー・感想・評価

太平記(1991年製作のドラマ)
4.4
若い頃の真田広之がとにかくカッコ良すぎるし、高師直役の柄本明も良いし、長崎円喜も悪役なのに魅力あるし、鶴太郎の高時も好きすぎる。
優柔不断だけど戦や政治抗争に瀕すると覚醒する良血のお坊ちゃんが、幕府滅ぼして天皇を京から追い払って、武家の棟梁になる話。

平和な世のために挙兵したけど、義兄殺すことになるし、側女はチンピラに殺されるし、気が合う同僚を殺すことになるし、大好きな帝に朝敵認定されるし、隠し子と殺し合いになるし、気に入ってた部下は殺されるし、弟を殺すことになるけど、人生そんなもんだよね!✌️諸行無常!という締め括り方がたまらなく良い。こういう終わり方で良いんだよ。

大河ドラマは無理やりハッピーエンドにねじ込まなくて良いと思う。
しゅーと

しゅーと