このレビューはネタバレを含みます
日常生活に支障が出るレベルで心を持っていかれてます。悲しくて悲しくて…。
誰かと語り合いたいのですが、見ている人が周りにはいなくて…。なのでここに気持ちを綴らせてください。
何がそんなに衝撃的で悲しかったかというと、10話までの出来事はヘジャの長年の思いが全て詰め込まれたものであったこと。
あれらは夢や妄想ではなく、ヘジャの現実であったこと。
父をなかなか救うことができないとき、うどんやさんでジュナはヘジャにこう言います。「助けたい人なら何度でも挑戦しなきゃ」。
あの時の「父」は、実は2人の子ども。自分たちの子どもを救うためのシーン。このシーンが頭によぎるだけでも涙があふれます。
そしてジュナ。ヘジャはどんなにジュナを助けたいと思っていたことか。ジュナを救い出したあと海辺を走るバスの中。長年の思いを果たしたヘジャは安心してすやすや眠っています。
ヘジャはジュナに会いたい会いたいと思い続けてきたのでしょうね。ジュナの年齢は若い頃でストップしてる。自分だけがどんどん年老いていく。自分も戻りたい、2人が出会った頃のあの若き日々に。
その思いが頭の中のあのお話を作り出したのかな。
救いたい
助けたい
会いたい
一緒にいたい
時間をもとに戻したい
それらが全部詰まった10話、そしてその事実を知る最終話までの2話でした。
きっと見過ごしてしまったことがあると思うから見返してみたいけど、今はその勇気が出ないです。ジュナの人生とヘジャの半生に触れる勇気が。
もう少し落ち着いたらまた見ようと思います。