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まぶしくて ―私たちの輝く時間―のhorryのレビュー・感想・評価

3.5
評価の高い作品だったのでワクワクしながら見始めると、コメディ色が強くて「感動作なのか?」と疑問だったのですが、ラスト2話で怒涛の展開でした。

アルツハイマー認知症となった人の中で、時間や記憶はどのように存在しているのか、ということが描かれていて、そのテーマや描き方はとても良いです。
が、ラスト2話までの10話を素直に見ていると、大きなひっくり返しが来るので、なんというか、ちょっと騙された感があり。
この展開ならドラマより映画に方が良かったんじゃないかな。ここは、好みの分かれるところだと思います。

主人公のヘジャをハン・ジミンとキム・ヘジャの2人が演じていて、キム・ヘジャの演技がすごいです。ハン・ジミンはコミカルな部分が面白かった。そして、イ・ジョンウン。ハン・ジミンとキム・ヘジャをつなぐ位置で、「母」と「娘」をもっとも深く演じています。

ナム・ジュヒョクも良かったのだけど、あまりに辛い人生なので、もうちょっと救いが欲しかった。70年代ファッションがとてもかわいくて、もっと見たかったのと、シャツをインしたジーンズスタイルで足が長すぎて目がバグったかと思った。
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