シーズン5はモースたちの属する警察署が統廃合でなくなくなってしまうという波乱のエンディングだった。シーズン6は統合された署が新たな舞台となり、モースは部下が殉職した責任を負わされ降格、制服巡査として登場する。しかも、髭を蓄えた外見の変化にも驚かされる。
制服姿は第一話だけで、第二話からは刑事職に戻るものの、新しい署内では上司と事あるごとに軋轢が生じ、シーズンを通して不穏なムードに覆われている。
なんだか、自分自身が目の当たりにした会社内での派閥争いやパワハラを思い出し、現代にも通じる展開にいささか滅入りながら見続けた。
さらにサーズデー警部補とブライト警視正のプライベートな問題も影を落とし、正直、本筋の殺人事件よりも登場人物たちの行く末の方が気になってしまう。ドラマにいささか感情移入しすぎか、、、
そんなハラハラな展開も、米国ドラマによくあるシーズン最終話と次シーズン第一話が前後編で繋がる”ブリッジ・ストーリー形式”にはなっておらず、シーズン最終話できっちり解決がつくのは好ましい。
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シーズン1から観てますが、モースのお髭は余り好みではなかったです😁 殆ど笑うことのないモースがこの物語にぴったりだと思います。
メルさん、こんばんは。 シーズン6までくると制作陣は終わりも見据えて、オリジナルで描かれた数十年後の主任警部時代のキャラに寄せていってるんじゃないでしょうか。主任警部時代はけっこう"イヤなヤツ"ですから 😆 後々ストレンジが出世する感じも出てますし。