じゅえる姫

緑豆の花のじゅえる姫のレビュー・感想・評価

緑豆の花(2019年製作のドラマ)
4.0
チョ・ジョンソクなので、韓国放送当時から見ようと思っていた時代劇。
舞台は朝鮮王朝末期。甲午農民戦争(東学党の乱)の渦中をベースにしたストーリー。
タイトルの緑豆は、チョン・ポンジョンの愛称、“緑豆将軍”からきてるそうです。実在の人物と架空の人物を絡めることでストーリーに深みと厚みがでた感じ。
それぞれ思っている信念は同じなのに、進む道筋、生き方の違いからくる悲劇、“人間らしく生きるために命を懸けて戦う”必死さ。
日本も絡んでくる戦い、あまりにも残忍で、本当に見ていて辛かったし、同じ民族同士で争わなければならないのも切なく虚しかった。命を奪う、命を失う戦いはどんな名分があろうとも悲しみを生むものだと思う…。
チョ・ジョンソクとユン・シユンの人物像が変わっていく様、兄弟の関係性の変化も見ごたえがあった✨️
ハン・イェリも《六龍が飛ぶ》に続いて、良い演技だなと思った✨️