山田

ファルコン&ウィンター・ソルジャーの山田のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

バッキー&翼がお互い足を引っ張り合いながらも敵をバッタバッタ薙ぎ倒していく爽快ドラマだと思ってたら想像以上に陰鬱としていておったまげた。EGでキャップからファルコンが盾を受け継いで、「これからはファルコンがリーダーとしてアベンジャーズを引っ張っていくのか〜」と呑気に思ってたけど、確かにアメリカの象徴たるヒーローを黒人が担うことの意味とか、人種差別問題とか、現実に考えたらあるよなあ。EG後の世界情勢とか踏まえてこんな問題に切り込むのはなんというか、いい意味でマーベル作品じゃない感じで良かった。日本に住んでるから黒人差別問題とか、そういうのはイマイチぴんとこなかったけど、サムとバッキーが言い合っててサムだけが警察に注意されるのとか印象的だった。いい意味でも悪い意味でも、キャプテン・アメリカことスティーヴおじいちゃんは偉大すぎる存在だったんだな。でもCWのときはトニーの言うことにも百里くらいあったと思うゾ!お前は本当に頑固が過ぎるんよ!

しかしふたりがCWで「I hate you」「Me too」って言ってたコンビとは思えないくらい仲良くなっててニッコリしちゃった。あとワカンダにいるときのバッキーとか、CWに出てきたキャラの再登場とか。こういうのが見たかってん!がいっぱいでよかった。

あと最終話のタイトルが「キャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャー」になってたのはエモが過ぎるんやないか?
山田

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