たむ

ドクター・プリズナーのたむのレビュー・感想・評価

ドクター・プリズナー(2019年製作のドラマ)
4.1
『わずか1000ウォンの弁護士』で共演していたナムグン・ミンさんとキム・ジウンさんは三度共演しているとのことで、全部観始めています。
医者であり、囚人であり、壮絶な復讐劇が展開する作品です。
よくここまで追いつめて、追い込んでのスリリングな展開が続き、先が読めない構成は圧倒されます。
刑執行停止というのはこの作品で知りましたが、病気などで刑の執行が一時停止することのようで、病気を偽造する。
やがて偽造だけではなく、だけではなく本当に発症させる、という命懸けの凄まじさと執念。
韓国ドラマの醍醐味であるどんでん返しの連続する復讐は、ここまでやるかの凄まじさ…。

本作は、最初に出てきたイメージを進むごとに覆す、更生していくキャラが印象に残ります。
主人公が復讐のきっかけとなる財閥二世の次男が、第一話では最低最悪なのですが、印象がひっくり返ります。
人間は変われる、そんなポジティブなテーマもあります。

ちなみにキム・ジウンさんは3話ぐらいしか出てこず、ナムグンさんとの共演はワンシーン…。
次の『黒い太陽』も楽しみたいと思いますね。
たむ

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