史上最悪の原発事故と言われるチェルノブイリを描く衝撃作。
取り返しのつかない歴史を目の当たりにして、第1話からこのドラマに釘付けになりました。
トップダウンで犠牲になる現場職員たち。
外には鼻血を出し、嘔吐している人々がいるのに、安全な室内で上層部が集まる会議は社会主義の未来を信じて疑わない。
危機感を持つ専門家や現場スタッフの意見も、政府への忖度から圧力で押さえつける。
そうこうしている間に、数時間で放射汚染は空や水、町へ広がっていく。
第1話にして強烈な印象を受けたのは、
「誤った情報を広めてはならない。住民を町の外に出すな」という命令や
「1時間ごとに広島の原爆の約2倍の放射線を出している」
という台詞。
マスクも手袋もせず救助にあたる人たち…
国の判断が遅かったせいで、最悪な被害となった。
辛いけど事実に基づいて作られたドラマ。
(※注意※ 1話から最終回まで見るに耐えられない犠牲シーンが必ず出てきます)
被爆国
日本人として他人事には思えない内容でした。