このレビューはネタバレを含みます
暗い。ずっと暗くて重い。とんでもないことが起きてしまったという恐れ、これからどうなるんだという不安、今実際に感じている身体の不調……。上に逆らえない自分に置き換えると1話からゾクゾク感が凄くて夢に出てきそう。
監視や盗聴が普通な世の中で真を通したレガソフは、自分に先がないとわかっていたからだとしても凄いと思う。
事故の後処理にあたった炭鉱夫やバルブ開けに行った3人、屋上のグラファイトを片付けに行った方々には頭が下がる。
シチェルビナとレガソフがぶつかりながら少しずつ友好になっていったのが、この作品のなかで唯一よかったことだった。
不満だったのはラジオやローカル放送のロシア語に字幕が無かったこと。なんでよ。