ダルゴンの主人公補整はさておき、ああこのひと生きてるんだろうな、ああこの人裏切るんだろうな、みたいなのがご丁寧な画面づくりから読み取れるのでこのシーンいらんから早く次の展開を！みたいなのが割とあってつらかったし、そもそも1話が長いし、組織も人もたくさん出てきて正直最初はよくわからなかったけど、14話くらいからそんなこと言ってられないくらい最高に面白くなるので頑張って観てよかった(韓国ドラマだとこの感想良く出る)
韓国ドラマ未経験だったわたしが最近何となく韓国ドラマ多めに見て気づいたのは、
・主人公は大体ヴァージン
・意味ありげに映ったひと/ものは絶対に意味がある
・食べ方が結構ワイルド
・みんな酒に呑まれがち
・みんなすぐ激昂する
・みんな結構場当たり的に動く
ということなんだけれど、この作品をみて、韓国では政府よりも市民が強いんだなと新たな学びを得ました。そうだよね、市民こそが公務員たちを税金で食わせてやってるんだから、大統領にもダルゴンくらい強気で接していいよね、公僕だもんね。一方この国はといえばコロナ禍の最中に自宅で優雅にお茶してる首相の動画とか載せてほんと国民をなんだと思ってるんだろ…？寝ずに働けとは言わないけどあの神経は意味不明すぎ…国民はてめえの下僕じゃありませんけど…と愚痴が止まらなくなるので日本にもチャダルゴンが欲しいよ！！あとコヘリも！！頼むよ！
それにしても新自由主義的な話が出てきたときにはちょうど今そういう本を読んでいたところなので、うわ、ここでその話ですか！！と驚いたし、単なる権力闘争に留まらず世界のシステムとか思想的な話になりそうで、これはシーズン2めちゃくちゃ面白いのでは？？？？！と期待してしまいます！がんばれチャダルゴン！がんばれコヘリ！！あとコヘリ絶対最後はダルゴンへの責任取ってあげてくれよな！(このシーンは声上げて笑ったよ)
