まらそんマン

石の繭 殺人分析班のまらそんマンのレビュー・感想・評価

石の繭 殺人分析班(2015年製作のドラマ)
4.2
10/26のイッキ見試写会で観ました。

全5回のドラマということで、TVドラマのクオリティを想像していたのですが、しっかりしたクオリティの映像作品でした。

■ストーリー
 猟奇殺人犯し、警察側が犯人に翻弄されすぎ。過去の事件の洗い直しを含めた捜査能力、日本の警察はあそこまで甘くない気がします。
■キャスト
 木村文乃さんが、まっすぐで正義感の強い新米刑事を熱演。かわいらしくて、透明感があって、とても素敵な女優さんですね。
 青木崇高さん、刑事役が似合います。相棒の木村さんを育てつつ、守る。
力持ちで正義感=相良左之助役がダブりました。
 そのほか、段田さん、渡辺いっけいさん、平岳大さんなど、周りの捜査一課の刑事さんもとてもあったかくて良いチームという感じがします。
■演出(映像)
 間延びしないスリリングな展開を意識された内片監督の演出が良い。
 猟奇殺人犯の偏執感、翻弄される警察などストーリに合わせた映像、音楽など良く出来ている。

続編の「水晶の鼓動」、「蝶の力学」も観てみたくなりました。