1979年版、2005年版、と続けて見てきてドラマ版を視聴。
たしかに面白い!いや「戦国自衛隊1549」があまりに酷かったのでそれに比べたら遥かに面白い。「戦国自衛隊1549」の翌年にテレビで放送となった今作。
このドラマでは関ヶ原の戦いがメインとなる。石田三成と徳川慶喜の天下分け目の合戦で戦国の世を誰が統一するかにかかっている。
タイムスリップした自衛隊は、渡部篤郎は石田三成と成り代わり新たな歴史を作ろうとする。鍵となるのは小早川秀秋だ。史実では秀秋の裏切りによって徳川が勝利する。
いちおうの主人公、反町隆史。存在感はあるもののいったい何をしたいのかわからない。
仲間の大半は石田三成側についたというのに、反町は中立である。
家康に酷いことをされておきながら秀秋を家康側につかせ、自分は石田三成=渡部篤郎に加勢する。お前さあ支離滅裂じゃねえかよ。
まあ結果はさ、仕方ないところに落ち着くのだがちょっと反町が優柔不断のヘタレだったな。ただ夢を見させてくれるというか、合戦シーンも多くとてもよかった。
もちろん、前編後編なので長すぎるのも難点だ。2時間ものにすべきだったろう。