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ロキ シーズン1のurのネタバレレビュー・内容・結末

ロキ シーズン1(2021年製作のドラマ)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

SFとしてあまりにも面白すぎる。マルチバースに対しての向き合い方と話の構成が凄い。
フェーズ3までは思考プロセスが分かりにくいロキを苦手に感じてたけど、そんな扱いにくいロキが自分と向き合っていくことで視聴者的にも性格の理解が深まってロキ大好きになった!

そもそものストーリーの始まりが、エンドゲームでNYのロキがキューブ持って行ったのそのままだよね??と思ってたとこの回収からというMCU偉すぎ。

1話目、神聖時間軸どうやって選んでるんだよとモヤモヤしたが、6話目で”在り続ける男”が31世紀の人間=今の彼が存在する時間軸こそが神聖時間軸として設定されるのは妥当だよね。

2-3話の展開大好きだった。別次元のロキを倒すためにロキが戦う!!タイムリープして捕まえに行く展開!最高!
災害で全員死ねばその前に分岐しそうな行動しても関係無いって辻褄が合うし、2050年という近未来を見せる流れ嬉しすぎた。

3話目、始まり方オシャレすぎる!誰…?と思ってたところに前回タイムキーパーについて話しちゃった子の話の回収!
話の中でガンガン時間移動するの本当に楽しい。

4話目で改めて分かる、TVAの悪行とシルヴィの復讐心…
ロキとシルヴィの力でラメンティスから脱出するところ見たかったが、脱出出来る目処が立った時点で存在しない未来が生まれて分岐が伸びてTVAに見つかるのは確かに天才脚本。
メビウス剪定されただけでも衝撃だったのにロキも剪定されるなんてアリかよ!!!と思ってからの虚無編!アガる!

5-6話で色々説明してくれるから理解したつもりになってたら6話ラストでもうロキが別の時間軸に飛んでしまっていたということを知る衝撃。面白すぎる。

6話見るまで疑問だったのが、変異体のバリエーションが豊富すぎる点。
TVAがロキ誕生よりも昔から剪定作業を行っていたならば、あんなにも容姿や種が違うロキが誕生し得ないと思っていた。
だが、実際には31世紀から剪定作業を始めているので、その時点で大量の分岐が存在していてあれだけのロキのバリエーションがあると理解できる。凄く筋が通った設定。
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