Hope3000

ワンダヴィジョンのHope3000のレビュー・感想・評価

ワンダヴィジョン(2021年製作のドラマ)
5.0
🇺🇸📚MCUドラマシリーズVOL.1


あれ程、金を理由に入会に後ろ向きだったHope3000でしたが、ついに…!!止まらぬMCU作品観たさに、先日Disney+に入会しました!🔰です(^^)v
とりあえず、初月無料期間中に観れるだけ観て、継続するか考えます。笑 (→最終的に、継続することを決めました!)一足遅いですが、皆さんの跡を懸命に追います💨

ちなみに【撮り溜めたWOWOW映画】のレビューは、同時進行で進めていくつもりです。何度も行ったり来たりですみません、笑+汗


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さて、レビューに戻ります。


PHASE4に突入!👏

これは… なんと素晴らしい!!今までのMCUでは異色のシットコム×サスペンスドラマ!

最初の1~3話は1950年代に流行ったコメディ風で構成され、幸せな家庭を映すほっこりドラマ。ワンダ&ヴィジョン、お似合いだなぁ〜 なぜ’50年代なのかは、ソコヴィア時代に幼いワンダがシットコムにハマっていたためと思われる。
しかし、徐々に奇妙で不可解な現象が周囲で起き始める…
ヴィジョンの上司・ハート夫妻とのディナー、ラジオから話しかける男性の声、モノクロ界にカラーのヘリコプター型ドローン、アグネスの奇妙な言動、マンホールから現れた防護服の男… さらに状況は悪化し、ヴィジョンの同僚はワンダに操られ、町の中心部ではハロウィンで賑わう中 外れた場所の住人たちは微動だにせず、その場に凍りつき異様に静かで不気味な空気が漂う…

ワンダはヴィジョンと結婚し、双子の男の子に恵まれたマキシモフ一家は「永遠」で幸せな家族。一家が住む小さな町ウエストビューの住人は、奇妙に感じられるほど優しい人々ばかりで正に"魅力的"。

ーしかし、これは全てワンダが創り出した幻想の「世界」。
なぜこの場所をつくったのか?彼女が明かした悲しみと孤独…
テロで両親を亡くし、双子の弟・ピエトロはウルトロンに殺され、愛するヴィジョンはサノスにインフィニティ・ストーンを奪われ命が絶たれた。「指パッチン」後、ヴィジョンに再会できると思いきや、S.W.O.R.D.(= Sentiest World Observation and Response Department/知覚兵器観察対応局)によって彼は知覚兵器とみなされ、解体作業を見せられるというなんとも残酷な形での再会となった…

💡ちなみにコミックでは、S.W.O.R.D.はS.H.I.E.L.D.と姉妹組織、正確にはS.H.I.E.L.D.はS.W.O.R.D.の上層機関なんだそう。

周りの大切な人全てを失ってしまったワンダ。絶望とも言えるその深い悲しみは、抱えきれないほどの大きさになっていた。その悲しみが爆発した時、彼女の力が町を丸ごと呑み込んでしまい、仮想の世界「ヘックス」がつくり出された。
しかし、なぜ六角形の形をしているのか?

悲しいなぁ、、涙 ワンダはヒドラの手によってテレキネシス能力と心理操作能力を得たが、真のテロリストでもヴィランでもない。ただ、彼女の心の中のどうしようもない悲しみと孤独、それによって塞がない穴を、「温かい家庭」と「自分の居場所」をつくることで埋め合わせ、癒したかった…。
しかし、アガサと過去を振り返り、自身の目的のために住人を苦しめていたことに気づき、最後にはウエストビューでの家族との幸せな暮らしに別れを告げ、ヘックスを閉じた。現実と向き合うワンダの覚悟。

ちなみに、毎話途中で入るCMにもメッセージが込められているようで、調べたらサイトが数個出てきました。
その中でも興味深かったサイトのリンクが↓です。興味のある方は是非覗いてみてください(^^)
🔗https://cinema.ne.jp/amp/article/detail/46001

それにしても、アガサ・ハークネスという魔女は恐るべき魔女ですね。彼女はどれくらい関わっていたのか?
ハート夫妻との奇妙なディナータイムも、ヴィジョンやピエトロの顔つきが変わる一瞬のあの恐ろしい幻覚も、アガサの仕業なのでしょうか?
そして、そもそも『ワンダヴィジョン』の番組放送も、いったい誰に向けて、何のためのものなのか?

魔女狩りの地・Salemには、以前渡米した際に一度行ったことがあります。煉瓦造りの建物が並び、タイムスリップしたように歴史を肌で感じることができます。Salem Witch Museumという博物館もあり、オススメの場所です^ ^ ハロウィーンが近かったこともあり、町の至る所にjack-o’-lanternが飾られていました!魔女の聖地Salemで、本場のハロウィーンを楽しんではいかがでしょう?🦹‍♀️


しかし、悲しく辛いストーリーだけではありません!MCUファンなら興奮する要素も数多く出てきました!!

まず、「モニカ・ランボー」と聞いて「?」となった人はいたのではないでしょうか。そう、キャプテン・マーベルことキャロル・ダンバースの親友である、マリア・ランボーの一人娘!あの少女です!!モニカの名前を聞いて「あー!」となりました!w
モニカは2度目の「指パッチン」で戻って来ましたが、なんとそれは1度目のものの5年後。なんと、マリアは再発したガンで3年前に死亡していたそうで、「指パッチン」の犠牲にならなかったのに非常に悔しい…!

ドラマでは、モニカの謎の"能力"の表れを見ることができます。「ヘックス」に再度入り込んだ時のモニカの目は、エメラルドグリーン色に。この力はキャロル(キャプテン・マーベル)からもらったものなのか、はたまた宇宙からの授けものか…??

ダーシー!まさか彼女が出てくるとは。何かとテキトーそうだけど、リサーチになると熱中する個性的なキャラが憎めない。

あのFBI捜査官、どこかで見たような… と思ったら、『アントマン&ワスプ』でスコットに外出禁止を命じていた人物!懐かしい!

そして、"偽"ピエトロ。これもまさかのまさかで、X-MEN版のピエトロ。これからX-MENもいよいよ作品に関わってくるのかと思いきや、それ以上はなく…
たまたま前に観てて良かった〜(汗+安堵) X-MENを観ていないと「誰?」となるこのある意味で意地悪な関わり方、流石のMARVEL!この手を使って、X-MENにも導こうとしているのか?

こうやって少しずつ他作品から登場人物を引っ張ってくるの、作品同士が繋がっていて面白いですよね(≧∀≦) その分、追うのが大変ですが…w

今度はなんだなんだ??白ヴィジョンの登場だと⁉︎ ヴィジョンvsヴィジョンも見ものだったけど、あまり大事にはならず結果和解できて良かったなぁ。個人的に、白ヴィジョンの脳内で再生された過去のフラッシュバック映像は、少し辛かったです…泣

MCUの魅力と言えば、エンドロールの間または途中に、いちいち気になる映像を出してくるところ!やっぱりMCUだなあ!
1つ目は、モニカと話すあの女性は実はスクラル人だったー
(F.F.H.で、最後にあの2人の正体が明かされた時の衝撃と言ったら…!)
2つ目は、ワンダが大自然の中の小屋に身を隠して密かに暮らしているかと思いきや、奥の部屋では魔女姿のワンダが『ダークホールド』を読んでいるー
ということ。
(待てよ… 『ダークホールド』ってどこかで聞いたことがある…… S.H.I.E.L.D.で出て来たんだっけ、?)

モニカの母・マリアは『キャプテン・マーベル』で、キャロルから飛行機の副操縦士として宇宙に来てくれないかと頼まれていた。最初幼いモニカがいることを理由に「行かない」と言っていた彼女だったが、「歴史上で最高にクールなミッションなんだから娘に良い手本を見せてよ」とモニカに言われ旅立つことに…。🚀
本作ではマリアの遺言として、モニカに宇宙へ行くことを許可しないとあり、自身の経験が反映されていた。しかしドラマの最後で、マリアの友人から会いたいとの依頼があるとスクラル人女性から伝えられ、いよいよモニカも宇宙へ行けるようになると思うと興奮!あんなに小さかったモニカが立派な大人になったもんな〜!このセリフを思い出して、つくづくモニカは子供の頃からしっかり者だなぁと思います。

そして、ワンダの真の能力。アガサの力と奪われた力をルーン魔術を使って取り戻したワンダは、本来の「魔女」の姿に。ヒドラの実験室で、触れたインフィニティ・ストーンの光の中に見た、赤い冠を身につける魔女。これがマインド・ストーンの体現なのか?(思ったんですが、このスタンプ🦹‍♀️、ワンダに似てません?ww)
ドラマ中で「サノスを倒せたのでは?」と触れられるほど相当な強さなのに、『ダークホールド』を読むことでさらにスキルが磨かれていく…。彼女の力は無限だと思っていましたが、もはや今後どこまで強くなるのか?期待させますねぇ^_^



長々と語ってしまい、すみません!盛りすぎました、、汗

ワンダが登場予定の『Doctor Strange in the Multiverse of Darkness』、次の『キャプテン・マーベル2』がめちゃめちゃ楽しみになりました!🌟

MCUファンの皆さん、必見です!
\\MARVEL fans, ASSEMBLE!!!✊//ww 全員集合だあ〜!💨
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