はら

ワンダヴィジョンのはらのネタバレレビュー・内容・結末

ワンダヴィジョン(2021年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

涼宮ハルヒ、まどマギらへんの世代なので、2話から観るのが止まらなくなった。
少し不穏な作られた楽しい世界、喪失体験からの逃避、自分でもどうしたらいいかわかんなくなっちゃった暴走と、もう設定がかなり好き。大好きでもありトラウマでもあるシットコムの世界が明るくて幸せであればある程、こんな幸せは本当はもう絶対に手に入らないのだとワンダの絶望がより色濃く見えてくるのが辛い。そしてまさかタイトルがワンダとヴィジョンではなくワンダのヴィジョン(幻覚、空想)だったとはびっくり。更地になった家に一人立つワンダが本当に辛かった。ドラマが終わる頃にはスカーレットウィッチがめちゃくちゃ好きになってた(エリザベスオルセンが可愛すぎるので色々な衣装が見られて楽しかった)。
2話の世界が色付く演出も良かったし、3話のアスペクト比が変わる演出もすごく好き。世界が書き換えられるときのノイズの描写が良い。CMを挟んだり回を追うごとに年代が進むのもドラマの強みを活かしていていいなと思った。
あと途中荒野行動みたいになってたし最後領域展開してて笑った。
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