アオスターク

双葉荘の友人のアオスタークのネタバレレビュー・内容・結末

双葉荘の友人(2016年製作のドラマ)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

これあれだな...「ほんとにあった怖い話」の感動系のタイプのやつ。
おもしろかったはおもしろかったんだけど、最初の大家の気味悪さとか、サキさんの気味悪さとかで「え、これどんな話になっちゃうの!?」ってなった引き込んだ割に、先が読める超王道ストーリー展開で、うーーん、なんかもう一捻りあればよかったのにな!って感じがした。

あとこれは本当個人的な好みで申し訳ないのですが、こういう設定を120分実写で見せられるのはキツいものがある...。
まず透けてる人間が登場した時点で私の中のガッカリ感がどうにもぬぐえず...。
筆談のシーンもめちゃくちゃ長くてテンポ悪くて退屈してしまった。

ただ、この脚本家なのか原作者なのか知らんけど、会話にすごいリアリティがあって、人間の会話描くのうますぎるなと思った。
こういう話じゃなくて日常系とかお仕事ものの話向いてるんじゃないかな。
映像見ててこんなに「えっすごい生っぽいセリフ喋るやん!」って思ったことないかも。結構映像作品って嘘っぽい(人間だと絶対言わない)セリフ回しになることが多いけど、この作品はマジで何気ない日常会話がリアルですごい光ってた。
だからこそ、妻の「〜だわ」しゃべりは浮いてた。これは本当に物語の中でしかありえない話し方なので...。

てかこの作品全体的に妻だけ浮いてるよな。好きな人には申し訳ないけど、この妻の演技も...マジ...気になりすぎて...!あと元副編集長の人の演技も。どちらも美人なんだけど...。私はあんまり上手だと思えなかった。

俳優の面で言えば市原隼人、久々に見たけど、この人独特の色気あっていいな。
かっこいいって言葉も可愛いって言葉も似合わない感じ...魅力ある俳優だって感じました。