ゼンデイヤ目当てで視聴。
登場人物の8割が病んでるorなんらかの闇を抱えてる。
てかこの高校がある地域全体の治安大丈夫かよと突っ込みたくなるくらい。おそらく大丈夫ではない。
多感な高校生の年くらいの頃って、どうしても自分自身がわからなくて異性とかの恋愛に価値を見出してしまいがちよね〜
自分のことなんて誰もわかってくれないって思いながら、自分も自分がよくわかってなくて、他の人のことも理解しようとしない…
でもエネルギーだけはすごくある時期。
今まで薬物に手を染める人って、健全な精神状態で好奇心で手を出したか、辛い心理状況から逃げるように手を出したかのどちらかだと思ってたけど、ルーの場合元々精神的に病気を持っていてそれがクスリによって〝落ち着く〟のを知ってしまったというのは少し衝撃だった。
その状態を一度知ってしまったらなかなか元に戻るのは難しそうだと思う。好奇心で手を出すより。
ジュールズと出会ってよかったと思う。
まるでルーブル美術館に飾ってある絵画に出てくる天使のような美しさと儚さがあるよね、ジュールズって。
あとは言わずもがな各話の音楽とライティングがどれも印象的で、どれも鮮烈なイメージを残してる。このドラマは薬物依存の話だけど、まるでこのドラマ自体がクスリをやってハイになった世界のよう。カーニバルの時の花火が打ち上がる中ジルを探すシーンとか、残像のように残ってる。
アイメイクも弾ける炭酸のようなラメを多用したカラフルなものばかりで、めっちゃかわゆい。毎日のメイクにとりいれたくなる。
個人的に好きなキャラはキャット。とても可愛い。彼女が自分の体型を気にすることなく好きなファッションを着て堂々としてるのもいい。
やっぱ「かわいい」って細いとか太いとか整ってるとかより、【自信と気概】だなっておもう、マジで。
あと、レクシーはマジで幸せになって欲しい。あんたサイコーだよ。あの中で唯一の常識人。
