ろくちゃん

ユーフォリア/EUPHORIA シーズン2のろくちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

シーズン1では圧巻のカメラワークで毎回驚かされていたが、シーズン2ではそこは少し抑えめな印象。それよりも、編集がキレキレだった。
とにかく、「普通ならここで切らないよね」ってところで切って、忘れた頃にそこと接続させるので、ぼーっと観ていたらわからなくなってしまう。
シーズン1から観る方にも気力と体力を求められる作品だ。

あと、私は映画「WAVES」が大好きなのだけど、アレクサ・デミーがマディ役で出ているのが嬉しい。
しかも、WAVESでも有望なレスリング部の彼氏をもつチアリーダー役だった。

シーズン2の物語は、マディとキャシーの恋の行方とルーの薬物依存の悪化、仲間の裏切りによるフェズコの窮地が中心だ。
どの回もドキドキするシーンが続くがゼンデイヤのコメディエンヌとしての才能により、楽しく観られる。

ラスト二話のレクシーの舞台と過去のインサートと今の登場人物がごちゃまぜになる演出は、すごく面白いと思う一方で、冗長でリズムが悪く感じた。

早くシーズン3を観たい。