カレス

ダーク・マテリアルズ/黄金の羅針盤のカレスのレビュー・感想・評価

3.8
IMDb 7.8
冒険ファンタジー
吹替版

(ドラマ冒頭の解説より)
これは別の世界の物語
我々の世界と似ているが異なる点もある世界

人の魂はダイモンと呼ばれ動物の姿をしている
人とダイモンの関係は神聖なものである

この世界は何世紀にもわたり
教権(マジステリアム)に支配されてきた

しかし魔女が予言をささやく北の荒れ地だけは違った
予言ではある子供が大きな運命を背負っている

大洪水の際その子は
オックスフォードに連れてこられた

用語と登場人物
🔺アレシオメーター = 真理計
🔺マジステリアム = 教権(宗教組織)
🔺総献身評議会 = マジステリアムの評議会
🔺ゴブラー = 誘拐組織
🔺ジプシャン = 少数民族のひとつ
🔺ジョーダン学寮 = 学舎聖域権で守られている

🔺ライラ・べラクア(パンタライモン)= ジョーダン学寮にいる孤児
🔺ロジャー = ジョーダン学寮の孤児
🔺アスリエル卿(ユキヒョウ)= ライラを学寮に連れてきた冒険家
🔺マリサ・コールター夫人(サル)=聖ソフィア学寮の冒険家
🔺ファーダー・コーラム = ジプシャンの賢人
🔺ジョン・ファー = 西部ジプシャンの統領
🔺リー・スコーズビー(北極ウサギ)= 気球乗り
🔺ドクター・クーパー = ボルバンガーに勤務するゴブラーの医師

🔺セラフィナ・ペカラ(ハクガンのカイザ)= 魔女、エナラ湖地方の女王
🔺イオレク・バーニソン = 鎧グマ、前の王
🔺イオファー・ラクニソン = 鎧グマ、今の王

🔺ボーリアル卿(蛇)= 教権の重要人物で二つの世界を行き来する

🔺グラマン / ジョン・パリー / ジョパリ = 13年前に極北で失踪した冒険家、別世界では海兵隊出身のジョン・パリー大佐だった
🔺ウィル・パリー = 別世界のオックスフォードで暮らすジョン・パリーの息子
🔺エレイン・パリー = 別世界で暮らすジョン・パリーの妻、ウィルの母


🌈❤🌈 レビュー 🌈❤🌈

IMDbの詳細検索を使って、2000年以降の映画を評価順に並べると「ロード・オブ・ザ・リング」が第3位なので、あえて見たことがあります。こういう今風ファンタジーは苦手なので頑張って見ましたが、全然楽しめなかった。ハリポタを娘に付き合って見た時もダメでした。登場人物が多いのもあると思うけど、物語が箇条書きみたいに感じてしまうのですね。(登場人物が多くてもゲーム・オブ・スローンズはシーズン7まで見た)

「ダーク・マテリアルズ」も登場人物をwikiからコピーしてスマホにメモったりしたけど、こっちは要人はけっこう印象付けがあるので話についていけた。それでもやっぱりいろいろな出来事の必然性が感じられなくて(結果のために原因を考えたみたいで)、ストーリー的にはあまり楽しめなかった。
最後のエピソードまでみち筋を追って見ることができたのは、ライラのキャラクター(容姿含めて)と、よろいグマのイオレク・バーニソンと、ダイモンの描かれ方のおかげだと思う。
以前から映画やドラマで動物が喋るのはまったくの興ざめだったけど、このドラマのダイモンには何故かとても魅力を感じる。猿は元々きらいなので可愛くなかったけど。タカやアジサシなども特徴がきちんと描かれていた。
クマはけっこう好きな動物なんですよ。

ライラのキャラがちょっと典型的ではなくおもしろかった。ちゃんと返事をしないとか。それと孤児で育ったものの(父親登場のネタバレになっちゃうけど)父親との関係がシブい。一般的に子どもは(愛されていなくても)親を求めるものだと思っているけど、ライラはそうじゃない。その代わりに誰に寄り添うのか、これからも含めて興味深い。

シーズン2以降見ようか迷っていたけど、他の方のレビュー読んで見ることに決めた。

余談だけど、ファンタジーものは好きなはずなんだけど、好きなファンタジー物語が思い出せない…
子どもの頃に読んだファンタジー(童話)と言うと
「ニルスのふしぎな旅」
「ローラースケートをはいた馬」
あとは思い出せないなあ、本は好きなんだけどなあ🤔
カレス

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