X-ファイル シーズン6の12の情報・感想・評価

エピソード12
ティトノス
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HalloweenGirl

HalloweenGirl

🩸🔪 冒頭からただならぬ不気味さ――カメラの男がつけてくる… いきなり始まる、エレベーターの前の“追跡”シーン。 静かな廊下、無言の男、振り向いたら…まだ後ろにいる。 「ストーカー系ホラー」の怖さ!! しかもただの不審者じゃなくて―― 死を追いかけ、死の瞬間を撮るためだけに現れる男って… もう設定からゾッとする。カメラで死を見張るって、冷たすぎて震える。 🩸 しかも刺されても死なない。 通り魔に背中をめった刺しされても、彼は何事もなかったようにナイフを抜いて、立ち上がる。 「あれ、もしかしてこの男……人間じゃない?」 この不気味さ、不死身さ、静かさ。 すべてが「何かおかしい…」と直感させる完璧な演出。 序盤の“ホラーとしての完成度”、本当に異常レベル。 📸 だが、物語が進むにつれ見えてくる――  この男は怪物ではなかった。哀しき魂だった!! 死を見続けるカメラマン、アルフレッド・フェリグ。 その正体は、「死ねなかった男」。 昔、黄熱病で死ぬ運命だった彼は、“死”から目を逸らしたことで、 死神に見逃され、代わりに看護師が死に、彼は永遠に生かされてしまった。 そこから続くのは、 誰かが死ぬたびにその瞬間を見て、シャッターを切るだけの人生。 愛も、幸福も、時間もすべて失い、ただ「死の順番」を待ち続けるだけ。 彼の目に見えていたのは、“人の色”が失われていく残酷なビジョン。 💀 スカリーとの出会いが、ついに彼を救った。 スカリーが“グレー”になったとき、彼はこう言った。 > 「目を閉じろ」 「今度こそ、自分が受け入れるから。君は、生きて」 その瞬間、死神はようやく彼を選んだ。 それは贖罪であり、救済であり、祈りだった。 🎬 TithonusはXファイルの“静かなる神回”。 最初はストーカー的ホラーとしてゾクゾクするし 中盤からは心理サスペンスになって 最後には哲学と感動の深淵に落ちる。 🖤 最初の不気味さが、最後には哀しさと優しさに変わる それこそが、『Tithonus』がただのホラーではなく、 人の魂の物語だった証拠だと思う。 自分的には本当にヤバい神回だった!!
tai

tai

白黒 不死身 瞬間 149歳 驚異的な回復力
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おーちゃん

おーちゃん

このコメントはネタバレを含みます

あのおっちゃん腹立つわ~( ̄▽ ̄;)笑
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