ロメロン

チロルの挽歌のロメロンのレビュー・感想・評価

チロルの挽歌(1992年製作のドラマ)
4.1
脚本家・山田太一の追悼番組で再放送された「チロルの挽歌」を鑑賞した。

主演の高倉健は東京で鉄道管理の仕事をしてたのだが、定年前2年で北海道にある小さな町に転勤することになった。

しかし、その町には四年前に駆け落ちして出て行った女房(大原麗子)と男(杉浦直樹)が一緒に住んでるのであった。

この高倉健がまた良かった!
理想の高倉健と、嫉妬で苦しむブラック高倉健の葛藤も良かったし、杉浦直樹の情けないが憎めない感じも良かった。
凛としてる大原麗子も大変魅力的✨
他の俳優陣も素晴らしい!

男女の三角関係を軸にサラリーマンという生き方、寂れた町の人達と市役所で働く人達との人間関係などを見事に一本のドラマに仕上げていて、ハラハラドキドキの笑いあり涙ありの傑作ヒューマンドラマで、会話劇としても最高に楽しめた😆
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