kiki

椿の花咲く頃のkikiのネタバレレビュー・内容・結末

椿の花咲く頃(2019年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

すっごくいいドラマだったなと思うと同時に、人との関係は本当に難しいなって感じました。最初の方はドンベクが結構イラつくな…って感じだったけど、ヨンシクと出会って自信がついてきて、どんどん素敵になっていくのが本当に嬉しかった😭 
親と子供、家族、親戚…本当に誰かと繋がって生きてくことはしんどくもあるけど、頑張って生きていれば、少しでも幸せだと思えたり、頑張っていてよかったって思える日がくるんだろうなと感じられました。私も親がシングルマザーなので、恋をする親を見てられないと言うか、自分を見て欲しいと言う気持ちがわかるから、ピルグには本当に泣かせられた😭 
あと、ヒャンミが個人的には1番好きだったなあ。1番人間らしかったような気がする。弱いのを隠してヘラヘラして、どうせクズだと周りに言われて、自分でも納得してて、でも抜け出せなくて、みたいなのがすごく好きと言うか、私と似てるような感じがした。ドラマの中でそういう人を出すことで認めてくれてるような気がしてすごく嬉しかった。 
そして欠かせないのがヨンシクの存在。あんな素敵な人がいたらみんなが幸せになれるんだろうなって思える人だったなあ。やっぱり自分では認められない何かを代わりに認めたり、褒めたりしてくれる存在は本当に必要だと思う。頼り続けることがいいとは思わないけど、それがきっかけで強くなれることってあるよなって改めて思えた。
最後はやっぱり親との関係。どんなに憎んでいても憎みきれない。それが辛くて、悲しくて、悔しい。今の自分に重ねすぎて、19話は大号泣でした。お母さんと再会するのがもっと早かったら多分ドンベクは受け入れられなかったんじゃないかなってなんとなく感じた。
このドラマは本当に人の温かみ、生きることの意味、目的、尊さを教えてくれたように思います。すごく前向きになれました。感謝したいくらい素敵なドラマでした😌😌
kiki

kiki