菅藤浩三

男女7人秋物語の菅藤浩三のレビュー・感想・評価

男女7人秋物語(1987年製作のドラマ)
2.6
池上季実子の代わりに入った手塚理美はいまみても綺麗だった。岡安由美子が軽チャーでいまだとあまり美人に思えない。奥田瑛二と入れ替わった山下真司は全くラブコメに不向き、ラグビーボールでも蹴ってろ。片岡鶴太郎は夏物語よりもぐっと素敵な男性になっていたね。大竹しのぶとさんまのやりとりは夏物語と同じで軽妙だが、新キャラの岩崎宏美は頑張ってるけど力不足、大竹しのぶの彼氏で登場した柳葉敏郎もすこし幼稚ポイし、片岡鶴太郎に一方的に惚れる役で登場した麻生祐未も大して個性は発揮できていない。むしろ岩崎宏美の妹役の堀江しのぶのほうがよほどキャラ立ちしてた。くっついたり離れたり、そうなってる理由もなんかグダグダで、二番煎じによい作品はないという典型例なのではないかな、脚本の鎌田敏夫の責任。第3話の巨大迷路でのデートという演出だけは絶妙に80年代を切り取っててくれてありがたい。
菅藤浩三

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