このレビューはネタバレを含みます
漫画と現実が交錯する話。
漫画の主人公チョルの人生が作家のエゴで無惨にも終止符を打たれようとしていた。でも主人公のキャラクター設定の「諦めない、負けない」性格で漫画が一人歩きを始める。それに恐れを抱いた作家が主人公を作品の中で抹殺し終わらせようとするが主人公が抗う。
作家ソンムが行き当たりばったり過ぎる。主人公一家殺害の犯人の顔を自分にした事が必然であり、とても残念であった。
漫画と現実を行き来出来なくなった理由が不明。そして掲載終了後現実に現れたチョル。漫画と現実、2つの世界を行き来出来るなんて夢のようだ。
余談…「偶然見つけたハル」で漫画が終わったあとの世界がとても気になりとても虚しく思えたもんだが、こちらの世界には救われた。