たけひろ

このサイテーな世界の終わり シーズン2のたけひろのレビュー・感想・評価

4.0
エピソード1からして秀逸。

上手いなあ。

すっかり惹き込まれてしまった。

ボニーは強烈。

変なふたりに変だと言われる彼女は、やっぱり変。

哀れで、恐ろしく、時々、可笑しくなった。

アリッサは相変わらず、いつも不機嫌で、仏頂面で、ウエディングドレスがとても似合っていた。

己をコントロールする術を知らず、思い通りにならないと瞬間沸騰で感情的になり、ブチギレたあとにいつも後悔するのだけれど、その感情の処理ができなくて、もやもやして、また爆発する。

彼女の「thanks」と「what?」の発音が好き。

ジェームズは、もはやめちゃくちゃ愛おしい奴でしかなくて、お父さんとの関係も、微笑ましく、哀しく、見守りたくなる。

サイコパスどころか、泣き虫で、優しい奴。

ウエディングドレスと喪服の組み合わせがユニーク。

オマージュかな、遺灰のくだりでは「ビッグ・リボウスキ」を彷彿とさせられた。

周りにとっては本当に迷惑なふたり。

なのに、愛おしくなるから不思議。

「ノット・オーケー」も大好きだったので、ジョナサン・エントウィッスル監督のファンになりました。

シーズン3はあるのかな?

やべー奴らだって、みんなが愛を求めている。
たけひろ

たけひろ