加害者と被害者で事実に対しての見え方が全然違うことが恐ろしかった。だから過剰に思えるくらい、どんな鈍感な人でもわかるように、性的同意が大切！！ってことを言い続けるんだなと思った。あとはとにかく職場で恋愛したり性的なことを発生させない雰囲気って大事だ。アメリカのドラマ見てるとお互いが好き同士でも人事に報告する、てゆうやつたまにあるけど、それだけ敏感なことなんだなと思う。日本のナァナァとは大違い。
加害者ミッチ1人によって翻弄される人々が本当サスペンスでドラマとしては面白かった。特に後半。事件を有耶無耶にしないという正義感と自分のキャリアと番組と、考えるものが多いし人によってそのバランスも違うからこうなるのも当たり前だよな。特に利害関係の多い職場での性的な行動って、気まずくて見て見ぬふりしがちなのも分かる。被害者が声を上げない限り延々と被害者が増え続けるのって怖いし、勇気出して声を上げても揉み消されるって希望がない。かといって会社辞めるのも負けた気分になるし、同じ業界で転職しても今以上のポジションもらえるか分からないし、溜め込んで残留したら毒が体に回り続ける。
いつでも笑顔で冷静でいなければいけない仕事って辛いな〜多かれ少なかれみんなそうとはいえ。
リース・ウィザースプーンさんって存在感あるし演技凄いよな〜。背が低いのも親近感。
