SFサスペンスドラマ史上トップクラスのドラマシリーズが誕生した。シーズンが進むたびにドラマのレベルが上がってくる。
宇宙ベンチャーの躍進とNASAとの確執、核廃棄物をつくる核分裂ではなくクリーンな核融合技術の宇宙利用など、宇宙マニアがノリノリで見たくなるトピックが盛り込まれている。
脚本チームのアイデアは最終話で炸裂する。
共和党からゲイ大統領の選出やその暴露、過度なゲイ擁護は現代のアメリカを見ているようでシラケた。ここはマイナスポイント。
過去シーズンと違って米ソは敵国ではなくパートナーに昇格、新たに迷える羊も登場する。
しかし、編集や音楽のセンスは抜群だし、悲喜こもごもの揺さぶり方はプロの技だし、途中退場させる人物の持ち上げ方もうまい。
シーズン4はどんなクオリティを見せてくれるのか。