序盤、とにかく伏線伏線また伏線。場面が変わっても伏線伏線伏線伏線…。ありとあらゆるものを伏線として提示して、伏線を張るだけで話を進めるのが新鮮。
（あくまでシーズン1終了時点で、だが）これだけ複雑なストーリーを違和感なくまとめ上げたのはスゴイのひと言。細部の演出も手抜かりない。
登場人物が多いのにもかかわらず（しかも時代によって俳優がちがうし）、それぞれのキャラが立っているのも素晴らしい。そのおかげで誰が誰かなんとか追えた。
シリアスでダークな雰囲気に合ったBGMもよかった。
同時期におなじ超常現象モノの『ストレンジャーシングス』『ノットオーケー』も観ていたが、こちらが一番好みだった。
このフィルマークスの数値だけ見ると視聴数が少ないようだが、メチャクチャおもしろいので もっとたくさんの人に観て欲しい。
（もう一度最初から観て思った。物語の進み具合で視聴者は少しずつ全容が見えてくるわけだけど、製作者は全容がわかっているわけですよね。『この時点で視聴者はここまで理解させたらおもしろい、次はこれをチラ見せして混乱させる』というのを、視聴者目線から考えて狙って作れるなんてスゴくない？神じゃん！）
