このレビューはネタバレを含みます
自分用
登場人物やストーリーは突飛ではないが、3つの時代を行き来しつつ、同じ登場人物を異なるキャラクターとして描くという手法は独創的だと感じた。
結局ほぼ同じ人達やその親族が出るから、3つの時代で登場人物×3という人数になる。
覚えるのが大変。
悪巧みを打破するためにやってたことが引き金になる
「オレは未来のお前だ」
などSFあるあるを散りばめつつ、背景にあるのは欲深い人間ドラマというテイストが非常に面白かった。
しかし全体的にくらーい映像。
話も暗いし、ドイツの田舎町の描写も暗いし、天気も基本曇りが多いし。
キラキラした希望の話などではない。
個人的に主人公の母親という、普通良い人ポジの人物が一番救いようがないのが斬新で面白かった。