マッキー

鉄の骨のマッキーのレビュー・感想・評価

鉄の骨(2020年製作のドラマ)
3.8
池井戸潤作品はやっぱり魅入ってしまう✨
熱いドラマ好きー(..›ᴗ‹..)

働く男!熱い男!現実と理想、
闇と葛藤、そして大どんでん返し!

【中堅ゼネコンの現場主任から
業務部へと異動された男(神木隆之介)。
必要悪とされる〝談合〟の現実に
苦悩するビジネスストーリー】

業界用語もビジネス社会ももちろん
よく分からない世界なのだけど、
ドラマは分かりやすく進むので好感💕

談合がなくならない理由…
確かにきれいごとだけでは
生き残っていけない、
その世界に生きる者にしか分からない
正義や苦悩やしがらみがあって…
でも違法なのですよ、

あーーもどかしい 笑


観ているこちらも妙に
納得してしまう怖さがあって、

結局法律がきれいごとである以上、
根本的な制度や組織体系が変わらない
限りは避けて通れない葛藤であり、
経営者や上層部の立場も一概に
悪として捉えるのは粗雑なのか。。

先輩役の中村獅童、
上司役の内野聖陽、
談合のフィクサーと呼ばれる役の
柴田恭兵らの凄みや渋み、
存在感は痺れます!!

それでも物語はどんどん
わっっかりやすくただただ
〝悪〟な談合へと展開していきます 笑  

この辺が勧善懲悪好きな自分としては、
分かりやすい展開でいいですねー(..›ᴗ‹..)笑

池井戸潤作品ではだいたい
主人公の妻や彼女は〝良き理解者〟
であることが多いけど、本作の
『彼女(土屋太鳳)』は珍しく
主人公否定派!それもなんか新鮮でした。

ま、世間一般的視点の役回りなのでしょう。

さて本編への感想は、
個人的にはラスト大きなイベントが
終わってもなお、結構ギリギリまで
モヤモヤが消えずちょいと不安も
ありましたが・・・笑

それでもやっぱり最後の最後は
スカッとしましたね✨✨

池井戸潤の他の作品の
〝ラストスカッと〟の方が
好きなのいっぱいありますが、

本作もちゃんと伏線が
回収されてて良かった良かった
【↓つづきはコメントでネタバレ】

面白かったです💕
マッキー

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