くるぶし

ミセン-未生-のくるぶしのレビュー・感想・評価

ミセン-未生-(2014年製作のドラマ)
4.1
39本目の韓国ドラマ。

舞台はとある総合商社。
インターンから地獄の生き残り戦争を経て、希望していない部署にそれぞれ配属された新入社員4人の成長物語…と思いきや、中盤に一転。
中間管理職・オ課長が、企業の不正を暴き、時に上司から部下を守りながら、出世するべくのし上がっていく様子をつぶさに描いていきます。これがまた部署間のしがらみや、先輩社員からのいやがらせ、無謀な人事など多方面にわたって問題が山積み…。

いつの間にか、こんな商社が実際にあるのではないかと思えるほど、おそろしいリアリティの脚本がぐいぐいと胃を刺激します(もうやめてあげてー!)
2014年と少々古い作品ということもあり、1~6話ぐらいまではモラハラ・セクハラ・パワハラ描写がエグイので苦手な人は気をつけましょう。

韓国ドラマあるあるのひとつ「最終回がしょうもない」は回避できなかったものの、世の中のサラリーマン号泣必死の大スペクタクル。
一度でも会社という組織で働いたことがある人は、オ課長の男気に完全に落とされること間違いなし。

オ課長、わたしのオ課長はどこにいるんですか…。
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