さまる

恋はつづくよどこまでものさまるのネタバレレビュー・内容・結末

恋はつづくよどこまでも(2020年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

個人的に大好き。

ドSな年上の医者とそれを追いかける健気で一生懸命なナースのベタな恋愛ドラマ。

【よかった点】

❶ ベタさをプラスに持っていくキャスティング

下手をすれば胸キュンにフォーカスした一部の女性にしか受けなそうな設定だが、それをここまで人気にさせたのは主演2人の演技力だと思う。

特に医者の天堂浬を、若手イケメン俳優ではなく佐藤健にしたことが良かったと思う。
少しやりすぎなように見えるドSの演技も彼の演技力によって魅力的なものになっていた。


❷ 登場人物それぞれの魅力

もう一つ、このドラマのいいところとして主要な登場人物の中に悪者がいない(途中、上条さんはでてきたものの出演シーンが限られていたことなどから"主要"に、あたらないとする)ことも挙げられる。

それぞれの登場人物の恋模様も微笑ましく邪魔をし合うことがなかったことが、主人公だけではなくドラマのキャラクター全体を応援したくなり、ドラマ自体が好きになる理由として挙げられる。


❸ テンポの良さ

ドラマの展開としては、10話の中で主人公の佐倉七瀬が2回も事故をしたり、病院を辞めて鹿児島の実家に帰ったり…とやや早すぎるような気もする。
ただ、それぞれのくだりがわりとすぐに回収されるということであり、それが中だるみしない良いテンポ感を生んでいた。

毎回、終わり方がハッピーエンドで次の胸キュンをみたくなるのも継続の視聴者を生んだ理由ではないか。


❹ 佐藤健さんのプロデュース力

あとはドラマの内容ではないが、主演の佐藤健さんの自己プロデュース力(LINEやSUGAR)も視聴率の上昇につながったと思う。
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