キャトラーズ

やめるときも、すこやかなるときものキャトラーズのレビュー・感想・評価

3.4
原作の大ファンとして
壱晴、桜子、哲先生がベストキャストだった。
壱晴の掴みどころの無い雰囲気が出てるし、
桜子の健気さと一途さは
奈緒さんじゃないと絶対出せないし、
哲先生はなんとなくのイメージで
菅原文太さんぐらいの髪型だと想像してたけど
火野正平さんの哲先生は完璧だった。
哲先生の最後のシーンは泣いてしまった。

だが!

二つ!!嫌な部分がある!!

一つ!
sakurakoの肘掛けが
奈緒さんの座る位置に
全く合ってない!!
制作スタッフ舐めてんのか!!!
物語の根幹を軽んじるな!!

二つ!
桜子の父親がショボい!
もっと会話出来ないぐらいの頑固さが欲しい、
今の演技だとギリッギリ話し合いは出来そうだった。
俳優さん、今回は失敗だったよ。
最初の桃子の娘をあやすシーンで
すでに違和感あったわ。
それのせいでラストの結婚報告も
なあなあでフワッとしてて
なんの面白みもない、
父親の演技のせいで母親役の演技も
70%ぐらいで出すしかなくなってて
本当に可哀想だったぞ。

窪美澄先生の作品は
もっともっと映像化されてほしいけど
今回はギリッギリだった。
これで1話1時間尺だったらブチギレてたわ。
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