京都に住む氷女によるひと夏の悲しい運命を描いた妖怪2時間サスペンス第二弾。人物設定やプロットが吸血女とほぼ同じなのに楽しく鑑賞できました。本物の氷を潤沢に使った氷室セットが幻想的で目に涼しく印象的な作品です。
それにしても、この氷女、レリゴーのエルサと面白いほど真逆なキャラです。男たちに利用されて怨みながらも400年間も男たちに性的奉仕をしつつ男からの愛を待つとは。奴隷根性もここまでくると立派なものです。
実はとても美味しいバナナチップスをポリポリしながら見ていたのですが、昭和男性にとってこの手の女性はいくら芸術的才能があろうと美しかろうと、いま自分が楽しくぽりぽりつまんでいるこのお菓子みたいな物でしかなかったんだなという怖い実感がつかめて良かったです。
第一弾に続いて、今回も昭和男性のドリームが詰まった美女でした。
パンツの中身だけ凍傷にならないのは笑いました。氷女と寝屋を共にしたら真っ先にもげそうです。